みーの家系図ぶろぐ

日本中に家系図が普及することを目標に日々頑張っている私のプライベート日記です。どの家庭でも家系図が伝えられていたら、素敵だと思いませんか?

【プライスレス】

【得られる絆(きずな)】

 

ある土曜日の午後。最近、家族とは、

お互いに干渉しないことになってしまっているあなたは、

ひとり図書館に出掛け、本でも借りようかとブラブラしています。

 

ふと、近くのテーブルで

古い書物を見開きながら書き物をしている

少年に気づきます。

 

ずいぶんと古めかしい書物を手にしていたので、

何を書き写しているのか気になって、

チラッとのぞいてみます。

 

ノートには、漢字とひらがなが入り混じって家系図が描かれています。

家やす、秀ただ、家光・・・どうやら徳川家の家系図のようです。

 

思わずあなたは尋ねます。

「家系に興味があるの?」

「はい。」

「面白い?」

「はい、とても。」

 

ノートには、徳川家以外にも、織田家、北条家、真田家などの

戦国武将の家系図が、ノートにまとめられています。

 

その中に、パッと見、どこの家系かわからない家系図もあります。

 

「家系に出てくる人たちのつながりとか、

家系に出てくる人たちがどんな風に生きてたのかを考えると、

とても面白いです」

「今、いちばん興味があるのはどの武将の家系なの?」

 

少年は、ちょっと恥ずかしそうにしながら、

「これです」

と、先ほど私がどこの家系かわからなかった家系図を指さします。

 

「これは誰の家系図なの?」

「えーっと、戦国武将ではないんですけど。。。

うちのです。僕のうちの家系図なんです」

「ほう!」

「でも、僕には、おじいちゃんおばあちゃんまでしかわからなくて。。。」

 

3か月後、あなたは少年と一緒に

少年の家の家系図を完成させます。

江戸時代の祖先までさかのぼっています。

 

「家系を調べるのって、楽しいね」

少年の手には、大量の戸籍・除籍謄本が束ねられています。

少年の言葉に、あなたは想像以上に

あなた自身も家系調査に充実感を覚えていることに気づきます。

 

「お父さんお母さんだけじゃなく、親戚のオジサンも

すごくじっくり見てくれたよ」

「(それはそうだろうなぁ)良かったね」

「今度、おじいちゃんとおばあちゃんも見にくるんだって。

前よりみんな仲良くなったかも」

「(得られる絆(きずな)=プライスレスだな)」

 

あなたは、次は自分の家系を調べることを決めました。

 

http://www.kakeizukobo.com/