みーの家系図ぶろぐ

日本中に家系図が普及することを目標に日々頑張っている私のプライベート日記です。どの家庭でも家系図が伝えられていたら、素敵だと思いませんか?

【お彼岸にただ何となくお墓参りをしていませんか?】

【お彼岸にただ何となくお墓参りをするだけでは少し残念です。】

 

今年のお彼岸(中日)は3月20日です。あなたは、お彼岸にただ何となくお墓参りをしていませんか?お彼岸に、亡くなった親族・祖先に対して普段は忘れがちな感謝の気持ちを伝えたい、というのは、とても良いことですし、間違った考えではないでしょう。でも、です。あなたは、どれほど亡くなったご親族や祖先のことを知っていますか?あなたのご両親やご祖父母までなら、ご記憶にもあるとは思います。でも、それ以外のご親族・ご先祖についてはどうでしょう。意外と知らないのではないでしょうか。少なくとも、今、あなたが存在しているのは、多くの親族たち・祖先たちのおかげです。せっかくお墓参りに行くのに、その方々のことを何も知らずに毎回お参りするのでは、ちょっと残念ではないですか?感謝の気持ちを伝えているあなたはとても素晴らしい気持ちの持ち主だと思いますが、肝心の伝えている相手のことをあまり知らないのでは、やはり少し残念ですよね。ご先祖様ありがとう、と一括りにしてしまっても、あなたのご先祖様たちは、よく来てくれたと寛容に思ってくれるでしょうけど、せっかくなら、ちゃんとあなたの家系について祖先からの系譜を知った上で、お参りしたくはないですか?そのほうが、感謝の気持ちもより伝わるというものでしょう。お彼岸のこの機会に、あなたの家系を調べるプロジェクトを始めてみてはいかがでしょう。調べてみると、色々なことがわかります。思っていたよりも、登場人物が多いということがわかります。せいぜい30人ぐらいと思っていると、多くの家系で100人~200人もの人物が登場します。その人物一覧を見るだけでも、壮観です。また、調べてみると、意外な事実がわかったりします。歴史上の人物と縁があったということもあるでしょうし、明治の頃は海外に住んでいたということがわかったりします。当時は地方の名家だったということがわかったりもします。あなたが医師だとしたら、ご先祖様も薬師だったり医師だったり。あなたが芸術方面に興味をお持ちだとしたら、ご先祖様も絵師だったり。そして、人間関係も、意外と複雑です。昔は養子縁組が当たり前ですし、離婚・再婚も意外にもかなり多いのです。あなたの家系についての事実がひとつひとつ明らかになっていくのは、間違いなく興味深い時間を提供してくれるでしょう。

車が1台ご自宅の前に停まり、荷物をまとめて乗るように誘います。行き先は、あなたの故郷です。そのまますぐに、町役場に直行します。そこで、戸籍を入手したり、役場の職員と話をしたりして、長時間を過ごします。あなたが町役場をあとにするのは、あなたの祖先について十分な情報を得てからです。それが終わるとまた車が待っています。今度は、祖先の菩提寺に行きます。そこで、祖先のお墓を見たり、住職と話をしたり、残されている記録を見たりして、また長時間を過ごします。住職と別れるのは、あなたの祖先について貴重な情報を入手してからです。それが終わると今度は、郷土資料館に連れて行かれます。そこでは、あなたは一緒に来た人たちの時間を好きなように使って徹底的に祖先のことを調べることができるのです。このすべての旅程を終えるのには、数か月かかります。もちろんこの旅であなたの収入が減ることはありません。そしてこの数か月の旅で、あなたは知的好奇心と想像力を満足させるようなすばらしい結果を手にします。それは、あなただけが手に入れることのできる、過去と未来をつなぐ大切なものです。あなたの祖先に関する記録が廃棄されてしまう前に、この旅を始めてみてください。知る機会がまだ残されているにもかかわらず、その機会を活かさずに一生を終えてしまったとしたら、あまりにもったいない話です。後悔しないように、知る機会があるうちに、あなたは行動を起こすべきです。

そして、調べるなら出来るだけお金の負担を減らして調査をしたいものです。今なら、とても財布にやさしく家系を調べることができます。お彼岸明け3月23日(水)までの期間限定です。ぜひこの機会に祖先を巡る旅に出発してください。このチャンスを見逃さないでください。

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ところで、ノーベル医学生理学賞を受賞された大村智さんが未来科学館の方へ贈った色紙に書かれた言葉がとても印象的です。何と書かれていたかご存知ですか?『敬神崇祖』です。神を敬い、祖先を崇拝する。これは、なかなか出てこない言葉ではないでしょうか。科学者である大村さんにとって、「神」とは宗教的なことよりも自然界の神秘的なことを言っているのかなとは思いますが、大村さんは、「神」の存在を感じ、ご自分の「祖先」をたたえながら、謙虚な気持ちや感謝・喜びを心に感じて日々過ごしているようです。とても素晴らしい心構えを持った方だと感じました。

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