家系をさかのぼる調査(墓石調査編)
今回は墓石調査の話を少しだけ。
戸籍で家系をさかのぼるのも、
一般の方にとっては面倒な作業だと思いますが、
墓石調査はもっと大変です。
戸籍でたどれなくなったあたりで、
菩提寺などがわかっている場合に、
墓石調査に行きます。
墓石に、戒名やお名前、没年などが
書かれているとどんどんさかのぼれます。
でも、そういうお墓をお持ちの方はあまり多くはないです。
墓誌に、祖先の方のお名前が書かれてあったりもします。
これも、多くはないですが。。。
墓石と墓誌を見たら、これで墓石の調査は終了か、
というとそうでもありません。
墓石調査にしぼって書きますと、
戸籍などから判明している当時の本籍地のあたりを散策します。
何のためかと言うと、古い墓石を探すためです。
江戸時代の墓石がひっそりとおかれていることがあります。
江戸時代の墓石は小さいものが多いので、見逃しがちですが、
見つけられるとかなり家系をさかのぼることができるので、
がんばって探してみます。
そうはいっても、これもなかなかしんどい作業ですが。。。
特に今の季節からは暑くて大変ですし、
虫などもウジャウジャいます。
墓地の裏山を散策する時などは、
ハチに出くわすかもしれない恐怖もありますので、
役所でスズメバチ情報などを尋ねてから行きます。
まあ、そんなことで苦労しながら地道に
家系をたどっていくわけです。
みなさまのために、ひと肌もふた肌も脱ぎますので、
ぜひ家系図本堂21にご依頼くださいませ。